特別支援学級への道 その1

小学2年生の秋から特別支援学級へ移った長男。思えば、この道に進むまでに、様々なアプローチを頂きました。しかし、私も夫も、色々な思いで、ここまで来ました。私達の知識不足や力不足もあり、後悔もありますが、これが精一杯だったのだと思います。

双子の長男(ここから1号と呼びます)として生まれた1号は、2400g台で、軽い未熟児でした。しかし、一過性過呼吸NICUに入ってしまった次男(ここから2号と呼びます)と違い、普通に新生児室に入ったし、ギリギリ未熟児、という事もあり、あまり心配はしていませんでした。おっぱいを吸う力が弱く、すぐにウトウト眠ってしまうので、のんびり屋さんだなぁと思っていました。今思えば、やはり未熟児、生命力というか…色んなものが、正に未熟だったのだと思います。お姉ちゃんは出産予定を1週間近くオーバーし、吸引しないと出てこれない程ビッグだったので、とにかく小さな双子にびっくりしたものです…

1歳半まで、主人の仕事の都合もあり、実家で母や妹に助けてもらいながらの育児でしたが、正直あまり覚えてません…大変だった。双子だからなのか。男の子だからなのか。三十路だからなのか。お姉ちゃんの時と何もかも違って、ただただ大変でした…,

ただ、初産でない事もあり、色んな事に寛容というか、ゆったり構えている方でした。単胎の子と違い、小さめな事で色々な遅れが出る事も勉強済みでしたし、お姉ちゃんとの違いや、他の子と比べて、なんやかんやと思い悩む事も、あまりなかったように思えます…当面のことに必死で悩む暇も体力も無かっただけかもしれませんが(笑)

ただただお世話マシーンと化していた私が、成長自体にようやく心配を始めたのが、半年を過ぎてからです。流石200g違いで産まれただけあって、ハイハイや、捕まり立ちなど、二人の出来ることの差が、少しずつ開いて行きました。

その最たるものが、「歩き」でした。、

つづく